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ビジネスジェット業界の基本的事項【定義・日本国内事業者・パイロットの生活】

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ビジネスジェット関連の言葉の定義をハッキリさせよう

まずは「ビジネスジェット」関連の言葉の定義についてハッキリさせておきましょう。

ビジネス航空とは?

「ビジネス遂行上の目的で航空機(飛行機及びヘリコプター)を使用して行う貨客の輸送」

日本ビジネス航空協会によると、上記のようなものを特にビジネス航空と定義しています。

日本(語)では、エアライン以外の航空機を用いた事業をジェネアビと言う場合が多いため、一般にジェネアビ(General Aviation = GA)と呼ばれる領域になります。

ビジネスジェットとは?

ビジネス航空に使用される航空機をビジネス機と呼び、ジェット機のものを特に「ビジネスジェット」と呼びます。

ただ、「ビジネスプロペラ」という言葉は聞いたことが無いので、どちらも区別されることなく「ビジネスジェット」として呼ばれていると共にプロペラ機をビジネス機として使用しようとする例が少ないことが伺えます。

補足

「ビジネスジェット」は、観光等の用途も含めた広義の意味で用いられることがあり、「プライベートジェット」と呼ばれることもあります。

この記事では、ビジネスジェットを運行している事業者の航空機をビジネスジェット、それ以外を(特定の法人や個人が所有して運行する航空機)プライベートジェットと使い分けることにします。

日本国内でビジネスジェットを運行している事業者

日本国内でビジネスジェットを運行している事業者は非常に少なく、主要なところでは以下の2社になります。

上記以外にも「ビジネスジェット」を運行している事業者はありますが、小規模なため興味のある方は以下の記事を参考に調べてみて下さい。

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事業者まとめ

なお、法人所有で「プライベートジェット」として運行されている航空機も、少ないですが存在します。

ビジネスジェットパイロットの生活

日本ではエアライン以外の航空産業の規模が小さいため、日本語の動画や日本人パイロットによる動画は見つかりませんが、ビジネスジェットパイロットの生活を想像する上でアメリカで働く方の動画は多いに参考になります。

 他にも、ドイツ人パイロットで、ビジネスジェットからエアラインへ転職した方が、「ビジネスジェットパイロットとエアラインパイロットの働き方の違い」や「ビジネスジェットパイロットとエアラインパイロットを比較してみた」と言う感じの記事を実体験を交えて上手くまとめてくれています。

日本人(語)による類似の情報はインターネットでは中々見つかりませんが、実態として大きな違いは無いでしょう。
※ 日本国内でビジネスジェットパイロットとしてご活躍の方が本記事を見て、ご自身の業務と異なる所がございましたら、ご教授いただければ幸いです。

まとめ

ビジネスジェットや、そのパイロットに関する日本語の情報は殆どありません。結果的にビジネスジェットやビジネスジェットパイロットに興味のある日本人は英語の情報に出くわすことが多くなり、情報収集が億劫になってしまう方もいるのではないでしょうか。

この記事が少しでもお役にたてば幸いです。