NO IMAGE

指定航空従事者養成施設とは?【指定養成施設一覧・特徴も併せて紹介】

NO IMAGE

指定航空従事者養成施設、一般には指定養成施設と呼ばれます。国土交通省が公開する「指定航空従事者養成施設について」という資料中では以下のように定義されています。

指定航空従事者養成施設(以下「指定養成施設」という。)とは、航空法施行規則に定められた技術基準に適合し、国土交通大臣から指定を受けた操縦士等の養成施設であり、その課程を修了した者に対しては、国による実地試験の全部又は一部を行わないことができるとされております。

つまり、認可を受けた施設であれば優遇措置が受けられるということですね。認可を受けるための基準は、教官の数や教育内容で定められており、取得・維持するのは簡単ではないようです。

指定航空従事者養成施設(以下、指定養成施設)の指定の基準の詳細は「航空法施行 第五十条の四 航空従事者の養成施設の指定の基準」をご覧下さい。

指定養成施設の基本的な定義が分かった所で、更に詳しく見ていきましょう。

Advertisement

国内の指定養成施設にはどんな施設があるの?

訓練生が気になるのはここですね。

国土交通省の最新の資料によると下記のような施設が現在、指定養成施設として認可されているようです。

指定航空従事者養成施設一覧
指定航空従事者養成施設一覧

ただ、最新と言っても平成27年度のものとなっています。あくまで国土交通省公式の最新の資料によると、上記のようになっているだけで、実際は幾つか新しい民間訓練校が指定養成施設として認可を受けているようです。

例えば「ヒラタ学園」が計器飛行証明のみ指定養成施設として新しく認可を受けたと聞いていますが、公式の情報としては確認しておりません。

指定養成施設のメリットは?

基本的に訓練生にはメリットしかありません。以下に大きなメリットを紹介しました。

試験官を待つ必要が無くなる

技能審査員が一定数以上在籍していることが、指定養成施設として認可される際の条件の一つとして設定されています。ですので、いざ実地試験(実技試験)を受けようと思った際に国土交通省航空局の技能審査員(試験官)を呼ぶ必要がありません。

指定養成施設の認可を受けていない施設ではこうはいきません。実地試験(実技試験)を受けようと思ったら国土交通省航空局の技能審査員(試験官)を呼んで技能を見てもらう必要があるため、日程に空きが無ければ希望の試験日程がずれることになります。

結果、指定養成施設の認可を受けていない施設で訓練する場合は、技量維持のために余分に飛ぶ確率が高くなります。

実際に訓練を始めれば分かりますが、これはとても大きなメリットです。

各試験の受験要件が緩和される

自家用操縦士、事業用操縦士、それぞれの操縦技能証明に対して実地試験を受けるための最低受験要件が定められています。

例えば、「総飛行時間〇〇時間を有するもの」と言った具合です。

この最低受験要件が指定養成施設で訓練をした場合緩和されます。具体的には200時間が150時間になったりなどです。詳細は航空法施行規則別表第二をご覧ください。

指定養成施設のデメリットは?

敢えて挙げるとすると、必然的にフェイル(クビ)が出てくることです。指定養成施設では決められた期間に決められた結果を出すことを前提に認可されているので、決められた期間に決められた結果を出すことが出来なければフェイル(クビ)となります。

ただ、これはプロのパイロットを目指す以上、というよりも、まともな大人として生きる以上当然のことなので、デメリットというほどのものではありません。

まとめ

国内の訓練施設をどこでも選び放題という前提の方が居るならば、指定養成施設として認可を受けている施設を選ぶことをオススメします。

Advertisement
NO IMAGE
Like & Follow us !