現役パイロット訓練生・これからパイロットを目指そうと思って訓練を始めようと思ってる皆さんこんにちは。
パイロットと英語って切り離せないですよね。私はそう思っています。
何となくこんな風に思っている方々も多いと思います。ですが、具体的な勉強方法となると中々難しいですよね。
紹介する方法で、私は航空英語能力証明レベル5を取得することが出来ました(ミラクル!)。再現性を保証する訳ではありませんが、大枠の方向性としては間違っていないと考えています。英会話や英語に自信の無い方はご覧下さい。
パイロットとして英会話教室を活用して勉強する方法
パイロットとして、英会話教室を用いて勉強する方法を簡単にまとめます。
- 無料体験レッスンのあるオンライン英会話を探す(探しまくる。これ大事)
- 無料体験レッスンを予約して申し込む
- レッスンの冒頭で自分がパイロット訓練生であることを告げる(これ大事。向こうも色んな想像がしやすくなる)
- 具体的に練習したい英会話の内容をを伝える
基本的にはこれだけです。更に詳しい内容は「【パイロット訓練生向け】航空英語能力証明のための英会話勉強法」をご覧ください。
現在、オンライン英会話教室のサービスを提供する会社は山のようにあります。多くの場合、無料体験レッスンが設定されています。
ですから、ひたすら無料体験レッスンのあるオンライン英会話教室を探しまくり、色々なサービスを試せば金銭的な負担無く英会話を練習することが出来ます。
体験レッスンの時間は短時間となっていますが、週に一回無料体験レッスンを二ヶ月続けるだけでも、かなり変わります。オンライン英会話なら、オフラインに比べて障壁も低い為、最初に取り組むにはピッタリです。
ご自分で探すのももちろん結構ですが、まずは以下で紹介するオンライン英会話教室をお勧めします。いずれも私が上の方法を試したオンライン英会話教室になっています。
オンライン英会話教室
下記で紹介するオンライン英会話教室はいずれも下記の条件を満たしたものだけです。厳選しました。
- 無料体験レッスンあり
- 本物の人間と直接英会話が出来る
- Skypeだけで直ぐに受講出来る(Skypeも要らない場合もある)
オンライン英会話教室のサービスも各社、色々な特色を打ち出して運営されています。しかし、先程簡単に紹介した活用方法に沿って「パイロットとして必要な英会話を学ぶ」ためには、特徴を一つ一つ見ていっても意味はありません。
最初のレッスンを英語力評価のためのレッスンとして設定している英会話教室もあるので、その場合は流れに身を任せて普通の英会話を楽しみましょう。
兎に角。まずは行動。やってみることが大事です。
- ENGLISH BELL(無料登録後、2回分のレッスンが無料で付与)
- エイゴックス(無料登録後、1回のレッスンが体験可)
- QQ English(無料登録後、2回分のレッスンが無料で付与)
- ネイティブキャンプ(レッスン回数無制限の無料体験期間が今だけ7日間)
- ベストティーチャー(無料登録後、Writingレッスン3回+Speakingレッスン1回が無料で付与)
- レアジョブ英会話(無料登録後、2回分のレッスンが体験可)
上記に紹介したオンライン英会話だけで13回分+αのレッスンを無料で受講することが出来ます。
つまり、週に一度の頻度で英会話教室に取り組んだとしても、約4ヶ月もの間無料で英会話力の向上に取り組むことが出来ます。本当に英語力を向上させたい方ならば、やらない理由は見つかりません。
紹介したオンライン英会話教室を全てやりつくして効果が実感出来たなら、ご自身で引き続き無料体験レッスンのあるオンライン英会話教室探しまくって(ここ大事)、続けていくことが大切です。
探しまくれば、無料体験レッスンの出来るオンライン英会話教室が尽きることはないはずです。日本人が持つ英語コンプレックスの数だけ、英会話教室のサービスはありますので。
次に、上記で紹介した中から更に厳選した3つのサービスの体験レビューをお送りします。
イングリッシュベル(English Bell)
- 第一印象:サイト重い。検索機能が使いづらくパッと見で分からない
- 予約:レッスン予約を5分前まで出来る!驚きの即応性。ただし、キャンセルは6時間前まで。30分前とかに予約するのが最も賢い
- 講師:講師の数が多く、質も高い。殆どが女性で愛嬌溢れる方が多い
- コマあたりの時間:一コマ25分
無料登録の時点で、2回分のレッスンが無料付与されます。内訳はレベルテストと通常テストの2回分です。
レベルテスト完了後、①Speaking(スピーキング)②Listening(リスニング)③Grammar(文法)の3つの大項目からなる評価シートが送付されてきます。各項目では、評価項目が更に細分化されており、自分の総合的な英語力を細かく把握するのにピッタリです。
シッカリとしたレポートなので、自分が苦手な分野や伸ばすべき箇所が客観的に理解出来ます。現時点の自分の英語レベルを確認する目的だけで無料レッスンを受けてみるのも全然アリです。それ位良いレポートが貰えます。
レッスン内容と講師の質が高いため、長期に渡って取り組むモチベーションになりそうなのがイングリッシュベルです。
ユニバーサルスピーキング(Universal Speaking English)
第一印象:サイトの動作が最もキビキビしており、ストレスフリー予約:3時間前までしか予約出来ない。不便。キャンセルは2時間前までなら無料講師:講師数はかなり少ない。選ぶ楽しみは無いコマあたりの時間:一コマ30分
登録と同時にレッスンに使える1,000ptが付与されます。この範囲内ならば何をしても無料なシステムになっています。
講師によって1レッスンの単価には差があり、30分の1レッスンを300pt~600ptで予約出来るようになります。1レッスンの単価を300ptで設定している講師が多いので、登録した時点で30分×3回分のレッスンを試してみることが出来るようになります。
ノーマネーのパイロット訓練生には嬉しいですね!
エイゴックス(Eigox)
- 第一印象:使い勝手は最悪。講師一覧から講師を探すページの表示が遅すぎる。かなり致命的
- 予約:30分前からでも予約可能。直前の予約をした際も、10分前には講師から連絡があり、5分前にはレッスンが開始出来た
- 講師:講師は「フィリピン人」、「ネイティブ」、「日本人」から選択可能
- コマあたりの時間:一コマ25分
無料登録後、1回分の無料レッスンが付与されます。Skypeでのレッスンが初めてで、何も用意をしませんでしたが、非常にスムーズにスピーキングのレッスンを受講することが出来ました。
システム上で講師毎の予約状況を確認出来ますが、キレイな女性の先生は沢山予約が入っている傾向があります(笑)。自分の都合に併せて計画するには、その辺りも考える必要があります。
レベルテスト等はありませんが、予約する際に「自分の英語レベル・目指すべき所・どんなスタイルのレッスンが良いか・講師へのメッセージなど」を入力する画面が表示されます。
オフライン店舗型英会話教室
ここからはグッと敷居の上がるオフライン店舗型の英会話教室を紹介します。
実際に行動に移してみると分かりますが、オンライン英会話でさえ純ジャパニーズな我々にとっては非常に勇気がいります。
私は最初の頃、こんな感じの心境になっていました。こんな状況から、オフラインで英語で会話するなんて。。。想像するだけで恐ろしすぎます。
それでもパイロットとして必要な英語の能力を取得するためにはやらなきゃね。ということでオンライン英会話教室に続いて、下記の条件を満たしたオフライン店舗型英会話教室を紹介します。
- 体験レッスンあり
- 各種オンライン英会話には無い特色のあるオフライン英会話教室
- 駅チカ
他にも沢山ありますが、筆者が実際に体験レッスンに行ってみて、「オンライン英会話では出来ないな」・「行ってよかった」と感じたものだけを紹介していきます。
オフライン店舗型の英会話教室には、ここで紹介するもの以外にも沢山行きましたが、「オンライン英会話教室」と差別化が出来ていないものばかりと感じました。殆どの場合、パイロットとして英会話を学ぶなら、オンライン英会話教室で十分なはずです。
それでは、一つ一つ見ていきましょう!
英語発音矯正スクール【ハミングバード】
発音矯正に特化した英会話教室は、ここ以外知りません。
オンライン英会話では、とにかく「英語を話し、伝える」ことを主眼としたサービスが多く、自分から講師にリクエストでもしない限り、発音を矯正されることはほぼありません。
上で紹介したオンライン英会話の無料体験レッスンをひたすら挑戦していくと、英語を話すことに対する抵抗感は徐々に無くなって来ます。しかし、それで伝わる英語が話せるようになるかは別問題。
相手は講師なので、こちらの発音やイントネーションが悪くても色々と察してアシストしてくれます。振り返って見るとアシストのお陰で何とか会話が成立しているなんてことも少なくないはずです。
私は、そんなアシストを必要とせずに英会話をしたかったので、こちらの英会話教室で発音矯正に取り組みました。無料体験でしたので、あくまで取っ掛かり程度でしたが、非常に良かったです。
お酒を飲みながら楽しめる英会話カフェLanCul
カフェや自宅から外国人とカジュアルにコミュニケーションを楽しむスタイルの英会話。オンラインとオフラインのハイブリッド型の英会話教室です。「続けられる英会話より、続けたい英会話を」のキャッチフレーズが中々渋いです。
「英会話カフェLanCul」という有料サークルに入会するイメージでしょうか。で、そのサークルではオンラインでもオフラインでも英会話のイベントがあるよと。
現在、東京のみのサービスで、紹介してきた中でこのサービスだけは使用したことがありません。関西圏にサービスが広がり次第使いたいサービスです。
他の英語の発音向上のための取り組みについても知りたい方は「パイロット訓練生として英語の発音向上のために取り組んだ3つのこと」をご覧下さい。
まとめ
純ジャパニーズとしては、英語の不安は尽きないですよね。それはきっと日本国内で訓練をしていようが、海外で訓練をしていようが同じことです。
不安を持っているだけでは何も進展しません。是非、紹介した方法で費用をかけることなく英語能力の向上を図りましょう。
最後になりますが、航空英語能力証明やパイロットの英語についてまとめたページも用意しました。併せてご覧下さい。