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ライセンサーが副操縦士候補として航空会社に応募する時の採用試験の概要

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パイロットの採用試験といえど、基本的には普通の採用試験と内容は大きく変わりません。

改めて採用試験の内容をまとめておくことで、やらなければならないことを一つずつ整理しましょう。

それでは一つずつ採用試験の内容を見ていきましょう。
※あくまで概要をまとめておりますので、対策等をお探しの方は別ページをご覧下さい。

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エントリーシート

学歴、職歴、資格、志望動機、趣味・特技などなど。

内容はお決まりのものばかりですが、意外と差が付きやすかったりします。

書き方は、専門的にまとめたサイトや本から情報を集めると良いですが、「会って直接話しをしてみたい」と思わせたり「採用したい」と思わせる内容を書くべきしょう。

「自分を知ってもらうため」にエントリーシートを書くと勘違いしている方が多いですが、正しくは「採用してもらうために、相手に伝えるべき自分の特性を伝えるため」にエントリーシートは構成すべきと考えます。

SPI

足切りの定番。一般教養ですね。言語系、非言語系、性格判定系があります。詳しい内容や種類については各自で調べて下さい。

航空会社の採用試験を受ける際にSPIを受けることになるタイミングは会社によってマチマチですが、大きく分けると面接前と面接後に大別されます。

対策に参考になりそうなサイトのリンクを貼っておきます。

面接(英語面接含む)

会社によって実施されるものは異なりますが、大別すると種類は下記の通りです。

  • 個別面接
  • グループ面接
  • 英語面接

Simulator(技倆審査)

一般の採用試験と大きく異なるのがSimulatorを用いた技倆審査です。

短い時間の中で基本的な操縦を見られる場合が殆どです。

  • パターンフライト
  • Steep Turn
  • ILS
  • ミニマムサークル
  • トラフィックパターン

代表的な科目は、こんな所です。

身体検査

航空身体検査に適合することは当然のこととして求められた上で、各会社が定める基準以上の数値を満たす必要があります。

視野、深視力、BMI値、コレステロール値等を航空身体検査の基準とは別にチェックしている会社が複数あると聞いています。

会社によっては、心理適性検査をやる会社もあるようです。クレペリン検査やロールシャッハなどですね。

身体検査に不安のあるパイロット訓練生が試すべきスマホアプリ」も併せてご覧ください。

まとめ

ざっくりと採用試験の概要をまとめました。

列挙してみると、やらなければならないことはそこまで多くありません。

一つずつ計画をたてて、一つずつ結果を出していきましょう!

最後になりますが、ライセンスを全て揃え、就職活動中の訓練生向けのまとめページを用意しました。併せてご覧下さい。