エアラインパイロット以外のパイロットとしての仕事

自費パイロット訓練生は国内事業者をチェックして就職先を考えてみよう

エアラインパイロット以外のパイロットとしての仕事
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パイロットの仕事、本当に知ってますか?

日本ではパイロットと聞くと殆どの場合エアラインパイロットが想像されます。実際、エアライン以外で飛行機を使用した事業が少ないのも事実ですから仕方ないです。

一般の人であれば、パイロット=エアラインパイロットでも良いのですが、プロのパイロットを目指している訓練生も同じような状況です。エアラインパイロットになりたいという方も多いので、これもまた仕方がないことです。

しかし!

エアラインパイロット以外にどんなパイロットの仕事があるか実際に知っていますか?

日本国内で訓練しているなら、農薬散布・訓練事業・空撮などなどお決まりのものは出てくると思います。

では、実際に事業所を幾つ知っていますか?空撮を行っている事業所でも事業所ごとにどんな違いがあるか知っていますか?給料・年収は幾らくらい?

知らないのなら、国内の事業所リストをチェックする一つの大きな理由になります。自分の知らなかった魅力的な就職先を発見出来る可能性がありますからね。

計器飛行証明の取得費用が高いからと言って国内でプロのパイロットになることを諦める必要は無い

日本国内で自費でエアラインパイロットになろうと思うと、通常、事業用操縦士を取得後、単価の高い多発機で計器飛行証明を取ることになります(殆どの自費パイロット訓練生がこの方法を選択しますが、他の方法もあります)。

多発機を用いた計器飛行証明取得のための訓練は費用が高く、金銭的な理由で、途中で訓練を中断する方や、辞めてしまう方も少なくありません。1時間あたり13万~16万を払い飛行機をレンタルして、25~30時間乗る訳ですから、かなりの金銭的な負担になります。

そういった方々には一度国内の事業所リストをチェックすることを強くオススメします。エアラインパイロット以外に自分のなりたいパイロットとしての仕事が見つかるかもしれないからです。

国内事業者を実際にチェックしてみよう

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事業者まとめ

上記でまとめた通り、日本国内には航空運送事業者・航空機使用事業者はたったの66しかありません。

他の事業(職種)と比べれば、その少なさは異常です。「プロのパイロットになろう」と思った時にキャリアの選択肢が66くらいしか無いわけですからね。

にも関わらず、多くのパイロット訓練生は、エアラインパイロット以外のプロのパイロットとしての仕事を詳細に知っている場合が少ないのです。

パイロットとして就職出来る場所を探すためにGoogle先生に頼っても良いかも知れませんが、国土交通省が丁寧にまとめてくれているリストがあるので、非生産的な調査に時間を費やすのはもう辞めましょう。

まとめ

筆者は日本の航空業界、とりわけ、ジェネラルアビエーション(航空機使用事業)と呼ばれる分野が発展することを強く願っています。

日本国内でプロのパイロットになることを目指して訓練中の自費パイロット訓練生の皆様は、エアラインパイロットだけに限定せず他の可能性も考えてみることをオススメ致します。

今後も、継続的に情報を更新していきますので、チェックしてくださいね。